- 04/09 [PR]
- 04/26 祝★初給料日
- 04/26 ♪やねよ~りひ~く~い こいの~ぼ~り~♪
- 04/20 そして幸せは喉元を過ぎゆく。
- 04/20 幸せの絶頂と地獄のどん底。
- 04/18 第三十六話「戯曲」
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ついに初めての給料日
今までもバイトはしていたのですが、やはり社会人としていただくお給料は重みが違います。
改めて責任の大きさを痛感した日でした・・・
さて、いつもはそんなことやらないどケチな(笑)私ですが、せっかくはじめてお給料をいただいたわけだし、職場の上司も
「今日は早く家に帰ること。
そして、家族に何かひとつお土産を買って帰ること」
などと言われてしまったわけですし、せっかくなのでケーキを買って帰りました。
以前の記事にもケーキの画像をアップしておりますが、同じケーキ屋さんのケーキです
いやもうほんとおいしくておいしくて・・・
疲れもいっぺんにどっか行っちゃいました(笑)
やっぱケーキはいいですよねぇ・・・
(※論点が激しくずれました
)


今までもバイトはしていたのですが、やはり社会人としていただくお給料は重みが違います。
改めて責任の大きさを痛感した日でした・・・
さて、いつもはそんなことやらないどケチな(笑)私ですが、せっかくはじめてお給料をいただいたわけだし、職場の上司も
「今日は早く家に帰ること。
そして、家族に何かひとつお土産を買って帰ること」
などと言われてしまったわけですし、せっかくなのでケーキを買って帰りました。
以前の記事にもケーキの画像をアップしておりますが、同じケーキ屋さんのケーキです
いやもうほんとおいしくておいしくて・・・

疲れもいっぺんにどっか行っちゃいました(笑)
やっぱケーキはいいですよねぇ・・・

(※論点が激しくずれました
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風邪もどきをひいてしまいました。
なんとも悲しい限りです・・・
というのも、昨日は双ちんや隣人ちゃんと久々(にしてはしょっちゅう会ってるような・・・笑”)に集合して、3人で楽しくわいわい過ごした後に発覚しちゃったからなんです
おいしいケーキを食べたり、お絵かきっこをしたり、仕事の話で盛り上がったりして、そりゃもう楽しかったのに・・・っ(泣)
なんかね、おとといからコンコン咳が出るなあとは思ってたんですよ。
でもまさかそれが腹筋がやばくなるほどひどい咳に発展するなんて誰も思わないでしょ(泣)
おかげで、今日1日ほへ~としてました。
あ、仕事はちゃんとこなしてきましたけどね
コンコンと咳をする私に、子どもたちはやさしく
「大丈夫?」
などと声をかけてくれたりしてくれました。
とってもやさしい心の子どもたちに感謝です。
働いてる時って不思議ですよね。
どんなにしんどくても、子どもを前にすると自然と元気になれるんです。
熱が出ててふらふらしていても、頭が割れそうに痛くても、咳をしすぎて腹筋がやばくても、子どもと目が合うと、そのしんどさがどこかへと吹っ飛んでしまうんです。
なんでもどんと来い
って気持ちに、させられちゃんですよね
ほんとに子どもって不思議です
だからこそ、一緒にいたいと、そう願うのでしょう
今から語る、これこそが本当の真実。
一人がその真実から目をそむけ、一人が封じたがために、歪み違え、狂わされて闇に葬られてしまった過去。
ゆえに断言する。
これは、人の世が生み出した、愚かな戯曲だ、と。
夕刻より降り出した雨により、空はどす黒い雲に覆われていた。
傘と蓑をもってしてもわが身をその豪雨から守り抜くことはできず、その男の衣服は早々にずぶぬれだった。
こうなるともう、傘も蓑もかさばるだけのただの荷物でしかない。
しかしどうせ家に戻っても、薪はこの雨による雨漏りでしけり、満足に火も起こせないだろうから、この体を温めることに関しては既に諦めの域に達していた。
彼の職分は刀を打つことにある。
先代が逝去し、その後を継いだはよかったが、打つ刀にはどうしても情熱が込められずにいた。
というのも、先代は名のある刀鍛冶だった。
朝から晩まで、ひたすら一振りに打ち込み、食事や睡眠を忘れるほどにひたむきな情熱をそそいで鍛えられた刀はどれも、決して折れることのない、歪みのない美しい刀に仕上がった。
そんな彼を、世間は賞賛し愛した。
彼に幼少より弟子入りし修行に励んできたこの男も、そんな師を慕っていた。
しかしいざ自分の代になって気づいたことがある。
どれほど自分が打ち込んでも、それは先代の真似事でしかないということにだ。
確かに世間はこの男の打つ刀を愛してくれる。
だがそれは、彼が作る「先代の刀」を愛しているにすぎないのだ。
男は思った。
これはただ単に先代の刀を「量産」しているにすぎないのだと。
それでいいのだろうか。否、己が望み欲する刀はそんなところにあるのではない。
男が欲しているのは、先代をも超える、新たな自分だけの刀だ。
けれども、男がどれほど打ち込もうとも、刀がそれに応えてくれることはなくて。
「やはり私には、才というものがないのだろうか・・・」
男がつい、そんなことをぽつりとつぶやいた、その時。
がさり、と。音がした。
後方からだ。
男ははっとして振り返りながら、腰に忍ばせてあった刀の柄に手をかけた。
この刀は先代が最後に鍛えた刀だ。
老い先短いことを悟った先代が最後に鍛えたそれは、最高の仕上がりだった。
先代自身も最高の一振りだと賞したその一振りを、しかし先代は誰にも売らず、弟子であるこの男に譲ったのだ。
この刀を持ち歩くことには、彼の刀鍛冶としての自尊心が揺らいだ。
けれどもその自尊心を押し殺してでも、持ち歩きたいと思う魅力を、この刀は有していた。
茂みをかき分ける音は隠す気配もなく、一直線にこちらに向かってくる。
万が一のことを考え、いつでも斬り込むことができるようにと、男はぬかるむ足元をしっかりとならし、構えをとって呼吸を整えた。
そして。
茂みから「それ」が飛び出してきたその瞬間、彼は居合もろともに刀を抜き放った。
鞘から解放された刀は寸分違わず飛び出してきたそれを袈裟がけに切り裂く。
半瞬おいて、男は自身が斬ったものが何かを知った。
大きく見開かれる彼の眼前で、赤い血しぶきが舞う。
それは雨に吸収されて、大地に落ちる前に姿を消した。
男の足元に、どさりと重く、倒れ込む。
それは、一人の女だった。
血と雨の滴る刀を茫然と眺めていた男は、その足元からかすかに声を聞いてはっと我に返った。
刀を放り出し、女のそばに膝をついて女を助け起こす。
「す、すまない!今手当てを・・・!」
上体を抱き起こされた女は、ややおいてうっすらと目を開けた。
そして、小さく笑う。
美しい、というよりは、愛らしい面立ちの女性だった。
血の気が引いて色を失った唇が弧を描いて、かすかに震える。
「よかった・・・これで、自由ね・・・」
「え・・・」
いぶかしんだ男のその腕の中で、女はそれ以上言葉を発することなく、がくりと首を垂れる。
女が息絶えたことを感じ取った男は、そのまま魔法にでもかかったように、その場から動けなかった。
足が持ち上がらないのだ。
まるでそれが無造作に命を奪ったことへの罰だとでもいうかのように、男はただ雨に打たれていた。
と、小さく、茂みが揺れた。
先ほどこの女が飛び出してきた茂みだ。
最早刀を握る気すら失せてしまった男は、次は何が飛び出してくるのかと胡乱げな眼で力なく見つめた。
茂みが大きく揺れて、木の葉に乗っていた水玉が弾ける。
「―――・・・」
飛び出してきたのは、幼い少年だった。
見るからに、この辺りの村の子ではないのだろう。見たこともないような、奇妙な服をまとっていた。
自身とさして年の離れていないような、同じく少年を背負い、少年はその場にがくりと膝をついた。
必死で背の少年を支えようとするが、そのまま力尽きたらしく、ふらりと倒れてしまった。
驚いてその二人の少年を抱き起こした男は、どことなくこの二人が、そばに寝かせた女の面立ちにどことなく似ているような気がした。
もしかしたらこの二人は、先刻斬った女の子どもなのかもしれない。
「・・・」
腕の中の、青ざめてぐったりとしている二人の幼子を交互に見る。
そうして、ややおいて女の方も。
これは、何かの試練なのかもしれない。
男はそう思った。
それが、戯曲の始まりとも知らずに。
―――そうして男は、暗雲と共に破滅の道を歩み始めるのだ。
一人がその真実から目をそむけ、一人が封じたがために、歪み違え、狂わされて闇に葬られてしまった過去。
ゆえに断言する。
これは、人の世が生み出した、愚かな戯曲だ、と。
夕刻より降り出した雨により、空はどす黒い雲に覆われていた。
傘と蓑をもってしてもわが身をその豪雨から守り抜くことはできず、その男の衣服は早々にずぶぬれだった。
こうなるともう、傘も蓑もかさばるだけのただの荷物でしかない。
しかしどうせ家に戻っても、薪はこの雨による雨漏りでしけり、満足に火も起こせないだろうから、この体を温めることに関しては既に諦めの域に達していた。
彼の職分は刀を打つことにある。
先代が逝去し、その後を継いだはよかったが、打つ刀にはどうしても情熱が込められずにいた。
というのも、先代は名のある刀鍛冶だった。
朝から晩まで、ひたすら一振りに打ち込み、食事や睡眠を忘れるほどにひたむきな情熱をそそいで鍛えられた刀はどれも、決して折れることのない、歪みのない美しい刀に仕上がった。
そんな彼を、世間は賞賛し愛した。
彼に幼少より弟子入りし修行に励んできたこの男も、そんな師を慕っていた。
しかしいざ自分の代になって気づいたことがある。
どれほど自分が打ち込んでも、それは先代の真似事でしかないということにだ。
確かに世間はこの男の打つ刀を愛してくれる。
だがそれは、彼が作る「先代の刀」を愛しているにすぎないのだ。
男は思った。
これはただ単に先代の刀を「量産」しているにすぎないのだと。
それでいいのだろうか。否、己が望み欲する刀はそんなところにあるのではない。
男が欲しているのは、先代をも超える、新たな自分だけの刀だ。
けれども、男がどれほど打ち込もうとも、刀がそれに応えてくれることはなくて。
「やはり私には、才というものがないのだろうか・・・」
男がつい、そんなことをぽつりとつぶやいた、その時。
がさり、と。音がした。
後方からだ。
男ははっとして振り返りながら、腰に忍ばせてあった刀の柄に手をかけた。
この刀は先代が最後に鍛えた刀だ。
老い先短いことを悟った先代が最後に鍛えたそれは、最高の仕上がりだった。
先代自身も最高の一振りだと賞したその一振りを、しかし先代は誰にも売らず、弟子であるこの男に譲ったのだ。
この刀を持ち歩くことには、彼の刀鍛冶としての自尊心が揺らいだ。
けれどもその自尊心を押し殺してでも、持ち歩きたいと思う魅力を、この刀は有していた。
茂みをかき分ける音は隠す気配もなく、一直線にこちらに向かってくる。
万が一のことを考え、いつでも斬り込むことができるようにと、男はぬかるむ足元をしっかりとならし、構えをとって呼吸を整えた。
そして。
茂みから「それ」が飛び出してきたその瞬間、彼は居合もろともに刀を抜き放った。
鞘から解放された刀は寸分違わず飛び出してきたそれを袈裟がけに切り裂く。
半瞬おいて、男は自身が斬ったものが何かを知った。
大きく見開かれる彼の眼前で、赤い血しぶきが舞う。
それは雨に吸収されて、大地に落ちる前に姿を消した。
男の足元に、どさりと重く、倒れ込む。
それは、一人の女だった。
血と雨の滴る刀を茫然と眺めていた男は、その足元からかすかに声を聞いてはっと我に返った。
刀を放り出し、女のそばに膝をついて女を助け起こす。
「す、すまない!今手当てを・・・!」
上体を抱き起こされた女は、ややおいてうっすらと目を開けた。
そして、小さく笑う。
美しい、というよりは、愛らしい面立ちの女性だった。
血の気が引いて色を失った唇が弧を描いて、かすかに震える。
「よかった・・・これで、自由ね・・・」
「え・・・」
いぶかしんだ男のその腕の中で、女はそれ以上言葉を発することなく、がくりと首を垂れる。
女が息絶えたことを感じ取った男は、そのまま魔法にでもかかったように、その場から動けなかった。
足が持ち上がらないのだ。
まるでそれが無造作に命を奪ったことへの罰だとでもいうかのように、男はただ雨に打たれていた。
と、小さく、茂みが揺れた。
先ほどこの女が飛び出してきた茂みだ。
最早刀を握る気すら失せてしまった男は、次は何が飛び出してくるのかと胡乱げな眼で力なく見つめた。
茂みが大きく揺れて、木の葉に乗っていた水玉が弾ける。
「―――・・・」
飛び出してきたのは、幼い少年だった。
見るからに、この辺りの村の子ではないのだろう。見たこともないような、奇妙な服をまとっていた。
自身とさして年の離れていないような、同じく少年を背負い、少年はその場にがくりと膝をついた。
必死で背の少年を支えようとするが、そのまま力尽きたらしく、ふらりと倒れてしまった。
驚いてその二人の少年を抱き起こした男は、どことなくこの二人が、そばに寝かせた女の面立ちにどことなく似ているような気がした。
もしかしたらこの二人は、先刻斬った女の子どもなのかもしれない。
「・・・」
腕の中の、青ざめてぐったりとしている二人の幼子を交互に見る。
そうして、ややおいて女の方も。
これは、何かの試練なのかもしれない。
男はそう思った。
それが、戯曲の始まりとも知らずに。
―――そうして男は、暗雲と共に破滅の道を歩み始めるのだ。


(無理やり話題転換
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